『何がめでたい!日本人の老後 古希までに知っておきたい 70 の知恵』(ごま書房新社)

前作に続く「中高年・辛口提言シリーズ第 2 弾」となる本作は、著者がこれまでに手掛けたのべ 7,000件以上の相談や、1,000 件を超える個別支援の現場経験をベースに、より具体的な「余生を悔いなく生きるための知恵」が 70 の項目に分けて綴られています。

肯定的な意見(実用的・視野が広がる)

  • 高齢の親を持つ世代の必読書: 「自分の親のことをイメージしながら読み進めると夢中になった」という、シニアの親を持つ子世代からの感想があります。相続の知識だけでなく、高齢者が日頃どんな不安を抱えているのかという「バックグラウンドの理解」に非常に役立つと評されています。
  • 圧倒的な現場感と具体性: 著者が実際に何千件ものシニア相談に乗ってきた実績があるため、机上の空論ではない「リアルなお金、健康、生活の知恵」が詰まっていて説得力があるという声が目立ちます。
  • 70 の短編構成で読みやすい: 1 項目ずつがコンパクトにまとまっているため、どこから読んでも分かりやすく、読書に慣れていないシニア世代でも無理なく読み進められる点が好評です。

否定的な意見(辛口なトーン・好みが分かれる)

  • 前作同様、語り口がかなり辛口: 「辛口提言」と銘打っている通り、人によっては著者のアドバイスが「お説教」や「断定的すぎる」と感じてしまい、素直に受け入れにくいという感想が一部で見られます。
  • 前作とテーマの重複がある: 前作『何がめでたい! 日本人の老後』を熱心に読んだ人からは、医療や薬への向き合い方など、ベースとなる思想に重なる部分が多く、「新しさが少し物足りなかった」という意見もあります。

「迫りくる 70 代に向けて具体的にどう身構え、どう動くべきか」という実践編・チェックリストのような役割を果たしている一冊です。

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